軽快さと香り
「生活のそばに、電車がある」
沿線が、ほんの少し、暮らしに寄り添うような。
宮島線の気配が、街のなかに溶け込むような。
普段、電車を使っている人も、
たまたまお出かけで電車に乗った人も、
いつも車で移動するって人にも。
「ああ、そうだ。自分の暮らす街には、いつも変わらず、電車が走ってる」 そんな小さな気づきと喜びを、沿線いっぱいにはこびたい。
例えば…
秋に香る金木犀。
金木犀の香りは、毎年変わらず、「ハッ」と気づかせてくれる季節と景色。 その瞬間には、小さな気づきと喜びとともに、
そこに暮らす豊さを感じさせてくれる力があると思います。
電車の走る音や汽笛が風に乗って、家の中の自分にまで届いた時も同じです。 ささやかな気づきが、街や地域と自分をつなげてくれる。
金木犀の香りをアイコンとし、宮島線をつないでみるのもいいかもしれません。