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Story

解体

1981年建築以来、一部水廻りを改修しただけの部屋。

解体して見えてくるあらわしから、当時の職人さんがしっかりと作っておられたことが分かる。壁の中に隠れていた階段のササラには、無垢の一枚板が使われていた。塗装を剥がし、この階段を生かした設計を行なった。3階部分、和室だった空間の長押、巾木、廻縁を撤去したあとの凹凸もあえてそのままに。