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解体

設計も進み、晴れて着工することに。
まずは解体からですが、もともと串カツ屋だった現場の壁や天井は、油、油、油・・・。

天井の下地の胴縁にまでしみこんでいるような状況でした。

中からきれいなコンクリートが顔を見せてくれるといいなあ、と淡い期待を抱きながらいざ解体してみたのですが、その希望は残念ながら打ち砕かれてしまったのです。

「これ、コーヒーの良い香りが漂うお店になりますかね!?」とクライアントも心配そうな表情を浮かべていました。