KItoNOKO wins Gold Prize at Nagoya Mosaic Design Award 2026
KItoNOKOが「Nagoya Mosaic Design Award 2026」非住宅部門において、金賞を受賞しました。
KItoNOKOは、広島に建つ日興ホームグループのオフィスです。
この建築では、在来木造の基本となる910mmのモジュールを建築全体の秩序として捉え、2,730mmのグリッドへと展開しています。
木造の架構、床、家具、そしてタイルをそれぞれ独立した要素として扱うのではなく、一つの連続した空間のシステムとして計画しました。
床のタイルについても、単なる仕上げ材としてではなく、空間のスケールやリズムをつくる要素として位置づけています。
今回の受賞では、こうした幾何学的な秩序と、木やタイルといった素材の持つ質感との関係が評価されました。
審査員からは、
「幾何学的な厳密さと、土着的な素材の風合いが見事に融合した快作」
との講評をいただきました。
KItoNOKOの設計で大切にしてきた、構造・素材・人の居場所をひとつのスケールの中でつなぐことが評価されたことを、大変嬉しく思います。
また、このアワードがタイルと建築・空間との関係性や、その可能性を問うものであることにも、この受賞の意義を感じています。
建築は、一つの方向からの見方や、ひとつの価値観だけでは、その全体を捉えることが難しいものだと思います。
普段から素材について考えながら設計をしている私たちにとって、今回、タイルという素材を起点とした視点からKItoNOKOを評価していただけたことは、とても嬉しいご報告となりました。
このプロジェクトに関わってくださったクライアント、施工者、設計・協力チームの皆さまに、心より感謝いたします。